気候・風土、敷地のロケーションや形状、地盤の強弱など、建築予定地は一つとして同じ条件のものはありません。
その敷地に最も適した住まいは?家も人も健康であるためには?あなたのご希望や条件をお伺いしながら、最良の答えを導き出します。
建物の完成までには、非常に多岐に渡る手続き・打ち合せ・決定事項の連続となっていきます。
お互いの『権利や義務』を明確にし、立場を守るためにも、必ず『業務委託契約』を結び、双方の合意のうえに業務を進める必要があります。
建物に対する考え方をお伺いした上で、敷地、立地条件、設備、材料、使用機器、品質、予算とのバランスを検討し、建築基準法等の関係法令に照らし合わせて、平面、立面などの基本設計図を作成します。
十分時間をかけて、納得できるまで打ち合わせることが大切です。また、工事費の概算金額も提示します。
基本設計によって決定した建築計画に基づき、工事に着工できる図面(意匠設計図、構造設計図、構造計算書、設備設計図、各工事仕様書、工事費積算など)を作成していきます。
また併せて、関係する諸官庁等への申請手続きを行ないます。
工事期間中は、設計意図を工事業者に明確に伝達し、設計図書通りに工事が行われているかどうか、杭、基礎、躯装、設備(給排水・空調・電気等)など、さまざまな工事の内容行程をしっかり管理、チェックし、工事が請負契約書などに示された諸条件に従って適切に施工されるよう監理します。